薄毛に悩んでいる人にとっては、太くて硬い髪質が、まるで太くて硬いイチモツでもあるかのように羨ましく思うかもしれませんが、剛毛は剛毛で髪がゴワゴワしているため、良い感じにまとまらなかったり、禿げはしなくても白髪が多かったりするなど、いろいろ悩みがあるものです。
今回はその太くて硬い髪を、太くて硬い髪とイチモツの両方を併せ持つ私が柔らかくする方法についてこっそりお教えします。
髪を伸ばし、帽子を被る
剛毛な上に短髪ですとより硬さが強調されてしまいます。
髭にしても触るとジョリジョリと硬いですよね?まるで針金のように。髪が太くて硬い人は髭もその傾向にあって、時には凶器にもなるので注意です(私は学生時代、髭で相手の腕を思いっきり、引っ搔いて怪我をさせたことがある。それほど濃ゆいのです、私のは)。
髪にしても散髪したての頃は、より硬く感じるものですが結構な長さに伸びてくると柔らかく感じるのでできれば、少し伸ばした方がいいでしょう(似合う似合わないの問題もあるがどうしても柔らかくしたいのなら仕方あるまい)。
そうして帽子を被ります。特に夏の暑い日にかぶっとく。するとムレて髪がソフトになります。
髪も帽子で押さえ付けられて良い感じの髪型になったりするので一石二鳥です。ドライヤーをあてようが水を浸み込ませようが、頭部の一部が妙にモッコリしてたまらなく変な髪型になるなど、どうしてもヘアスタイルが決まらない朝などは特に、家を出るまでの間だけでも被っておくと少しはマシになったりしますよ。
まぁ、これは毛量が多く、将来禿げないことが約束された、私たち剛毛人だからこそ、できるワザですけどね。
風呂上りに、洗い流さないトリートメント、ミルボン ディーセス エルジューダ エマルジョン+ を塗布する
これはあんまり教えたくないのですが(ナイショだょ)、私も愛用している『ミルボン ディーセス エルジューダ エマルジョン+』、このどこぞの金持ちマダムが買うのかしらと思しき名前からして只者ではない、洗い流さないタイプのトリートメントを、風呂上りのタオルドライ後に塗布して ― ワンプッシュで充分 ― 、ドライヤーでよく乾燥させます。
もうこの乾燥させている時点で、サラサラと軽やかで「あれ?この手触り、今までと全然違うじゃない!」なんてことを実感できるかと存じますが ― 個人的に匂いがあまり好きではないが。思春期の女子中高生から香るような、女の子女の子した、甘くて若々しい匂いを期待したんだけど ― 、
一晩寝かせたら、つまり朝起きるとその柔らかで優しい世界を堪能できるだけでなく、しっとり感とまとまり感まで出て、ウフフとつい嬉しい、大好きな人との結婚初日のような、幸せの笑みがこぼれちゃうんです(口調もついお姉な感じになってしまう)。見た目が女性向けっぽい商品ではありますが剛毛に悩む男性にも使えますよ。
ちなみにお尻に「+」のマークが付いている商品が、太い髪用だから間違わないようにね。
コメット君のコメント。
ところでコメットの頭って帽子をかぶっているっていう設定なんでしょうか!?それともこれは鉄腕アトムのようなヘアスタイル!?
こんなにも硬そうな髪型をした人間などこの世に存在しないので僕自身、本当はロボットか何かなのかもしれないと疑っています(何かで固めているのかもしれんけど)。耳が付いていない時点であれですが……。
コメント