スマホやタブレットに外付けUSBフラッシュメモリを接続する方法

外付けUSBフラッシュメモリとは

外付けUSBフラッシュメモリ(以下、USBメモリ)というのは、写真や画像などのデータを手軽に保管する記録媒体(記憶メディア)です。

USBメモリという名前の通り、パソコンのUSBポートに差して使うものです。

たとえば、以下のような商品ですね。

機能的には、外付けハードディスク(HDD)に似ていて、ざっくり言うとHDDの小さい版みたいなものですね。HDDに容量面では劣るものの(HDDはギガどころかテラまである)コンパクトで気軽に持ち運びやすいのが特長です。

USBメモリとSDカードの違い(ついでにHDDを交えながら……)

Android端末のスマホで最もポピュラーに使われているのは、microSDカード(Amazon)ですよね?

スマホの必須アイテムとして、購入と同時にあわせ買いさせられそうになるので持っている人も多いかと思います(そもそも、昔の携帯電話時代からお馴染みの商品である)。

こちらも写真や画像などのデータを手軽に保管する記録媒体ですが、パソコンではなく、スマホやデジカメなどに挿して使います

スマホ端末にこれ専用の挿し込み口(スロット)があるため、スマホに直接、接続することができるんですね。また、以下のようなSDカードリーダーを間にはさむことで、パソコンにも接続することができます。

片やUSBメモリは、冒頭で述べたようにパソコンで使用するのに特化した商品です。

要するにこれらふたつは、スマホで使うかパソコンで使うかといった用途および、専用スロットに挿すかUSBに差すかといった接続方式(規格)が異なるだけで、中身や構造は似たようなものなのです。

というのも、USBメモリは、USBフラッシュメモリという名の通り、フラッシュメモリですが、SDカードも実は同じフラッシュメモリに属する仲間なんですね(この点、HDDは磁気ディスクなので構造が違う。ちなみに最近出てきたSSDは、フラッシュメモリなので仲間)。

ただ、外観(見た目)に関しては随分ちがって、SDカードは、未だにプラスチック製ですがUSBメモリは、アルミ素材などで覆われた、堅牢豪華で格好良いものが多くなっています。このためUSBメモリは、SDカードの最大の欠点である「静電気に弱い」点(これが原因でデータが消えることが多い)、HDDの「衝撃に弱い」点を補うことに成功していると言えるでしょう。

USBメモリにしてもSDカード同様、「書き換え(書込み及び削除)回数に限度がある」という欠点はありますが(10万回が寿命の目安とされるので頻繁に行わない限り気にはならない)、それよりも「長期間使用していないとデータが消える恐れのある」点が最大のデメリットかと(商品やモノによって当たりハズレがあるだろうが)。

ですからこれらふたつは基本、パソコンからスマホ、スマホからパソコンへのデータの受け渡し(移行・転送)をメインとし、なくなっては困るような大切なデータは、パソコンそのものと外付けHDDの両方に保管(バックアップ)しておくのが無難な使い分け方かと思われます。

HDDも完璧というわけではなく、埃・熱・磁気・衝撃などが原因で故障することもありますが、容量と書き換え回数が段違いに多く、安定して利用できるからです(あとは「Dropbox」などネット上に保存できるクラウドサービスも併用すれば完璧かと)。

USBメモリをAndroidスマホやタブレットに接続する方法

microSDは、作りが貧弱ですぐに壊れちゃいそうだし、小さすぎて紛失しそう。そもそも、専用スロットからの出し入れも不便である(だから基本、入れっぱなしの人が多いだろうし、こいつはその使い方でいいと思う)。

これに比べるとUSBメモリはクールで格好良く頑丈なものが多く、アクセサリーのように気軽に持ち運ぶのにも適している。なのでこいつをパソコンだけじゃなくスマホやタブレットにも差して使えたらなぁ……そう思っている人も多いと思います。

AndroidスマホやタブレットにはパソコンにあるようなUSBポートはなく、あるのはこれのちっちゃい版のmicroUSB(充電する時などに使う部分)ですから普通に考えて、USBメモリをそのまま差して使うことはできません。大きさからして明らかに違いますからね。

現在は、3in1のUSBメモリ、すなわちUSB(パソコン)、microUSB(Android)、Lightning(iPhone、iPad)の全てに対応している、以下のような非常に便利で優れた商品が登場しているため、

まだこの手の商品を持っていない人は、このような新商品を買えば済む話ですが(これひとつでどの端末でも不自由なく使えるわけなので)、

冒頭のようなUSBオンリーの、ある意味、古いタイプのUSBメモリを既に持ってる人はこいつを有効活用したいですよね?

勘のいい人はもうお気づきかもしれませんが、microSDにしても「カードリーダー」を用いることでパソコンに接続、認識させることができるんですから、USBメモリも「似たようなもの」を用いることでスマホに接続、認識させることができるはずです。

ではその「似たようなもの」とは何でしょうか、その答えが以下になります。

はい、こいつでUSB端子をmicroUSB端子に変換するんですね。このように便利な商品があるのです(「俺のスマホは、USB Type-Cってやつなんだけど……」という人は、USBをUSB Type-Cに変換するアダプタや、microUSBをUSB Type-Cに変換するアダプタを使うといい)。


USBメモリ――金色に光るやつが私のUSBメモリである――を変換アダプタに装着した図。あとはこいつをスマホのmicroUSBに差し込めば、OKだ。これでたとえば、パソコンにある大量の音楽データをスマホに認識させることで、スマホからも簡単に聞けるようになる(私の本来の使用用途はこのためだった)。

上に述べたように、microSDはスマホやデジカメなどに挿して使い、USBメモリはパソコンに差して使うというように、用途や接続先とその方式が異なるだけで中身は同じようなものなのでこのようなことが可能なのです。

USBメモリをiPhoneやiPadに接続する方法

では、iPhoneやiPadの人はどうすればいいのでしょうか。

iPhoneやiPadの接続端子の規格は、Lightningと言って、Android端末のmicoroUSBとはまた違う、独自の形状をしたものです。

なのでこれには、こいつ(上でmicroUSB形式にしたもの)を更にLightningに変換する、以下のような商品に繋ぐといいでしょう(これはやったことがないので、うまく行くかは分かりません)。

残念ですが認識されませんでした。iPhoneやiPadの人は、上の3in1タイプのものか、もともとLightningに対応している商品をご購入ください。

コメット君のコメント。

ほほぅ、既に古いUSBメモリを持っている人でも、変換アダプタなるものを使うことで、新商品を購入するよりも安あがりでスマホに接続することができちゃうんですね。